八升豆(読み)ハッショウマメ

関連語 蔓性 名詞

精選版 日本国語大辞典 「八升豆」の意味・読み・例文・類語

はっしょう‐まめ【八升豆】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科のつる性一年草。アジア熱帯地方の原産で、熱帯から暖帯にかけて広く栽培される。葉は大きく三出複葉で、小葉は卵状菱形、夏、葉腋から花柄を出し黒紫色の蝶形花を多数つける。豆果は線形でやや厚く白毛を密生する。種子は淡灰褐色で食用。また、全草を牧草緑肥に用いる。和名収量が多いことからとも、古く八丈島を経て渡来したからともいわれる。漢名に黎豆をあてる。おしゃらくまめ。てんじくまめ。《 季語・秋 》 〔訓蒙図彙(1666)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む