八木又作(読み)やぎ またさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八木又作」の解説

八木又作 やぎ-またさく

1830-1887 幕末-明治時代の殖産家。
天保(てんぽう)元年生まれ。能登(のと)(石川県)の人。能登の珠洲(すず),鳳至(ふげし)両郡の製塩業が明治4年の廃藩置県で,それまでの金沢藩の保護をうしなって危機に瀕したとき,その救済につくす。藻寄行蔵(もより-こうぞう)とともに製塩資金借入制を確立した。明治20年2月死去。58歳。初名は又右衛門

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android