尾形光琳(こうりん)がデザインした蒔絵の代表作。「伊勢物語」第9段,業平(なりひら)東下りの三河国八橋の場面を,金の平蒔絵に鉛板・螺鈿を交えて描く。物語絵によくある説明的な要素はいっさいなく,主題の本質を鋭く追求する文様構成と,装飾材料と大胆な用法が目をひく。光琳蒔絵の特質がはっきりと示された名品。縦27.3cm,横19.7cm,高さ14.2cm。東京国立博物館蔵。国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...