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八橋 やばせ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

八橋
やばせ

鳥取県中西部,琴浦町東伯の一地区。旧町名。 1954年近隣町村と合体して東伯町となり,2004年赤碕町と合併し琴浦町となる。街村型の商業集落で室町時代からの出城があり,その城下町であった。江戸時代には宿場町,八橋郡の中心集落として発展。八橋海水浴場,桜の名所八橋公園などの観光資源がある。 JR山陰本線八橋駅がある。

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百科事典マイペディアの解説

八橋【やつはし】

京都の名物菓子。米粉にニッケイ粉,ケシの実,砂糖などを加えて蒸し,薄く伸ばして短冊(たんざく)形に切り,丸くそりをつけて焼いたもの。その形が八橋検校(やつはしけんぎょう)の箏(こと)をかたどったのによる名とも,《伊勢物語》にある三河国の八橋にちなむ名ともいう。

八橋【やつはし】

歌枕,文様の一つ。所在は愛知県知立(ちりゅう)市に比定される。《伊勢物語》第9段に,東下りの途中,主人公がカキツバタの美しさを見てその5文字を各句の冒頭に置いた歌を詠んだとあり,以降文学でしばしばとりあげられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

やつはし【八橋】

歌枕。所在は愛知県知立市に比定される。《伊勢物語》第9段に,東下りの途次ここに少憩した主人公が,カキツバタの美しさにその5文字を各句の上にすえて〈から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬる旅をしぞ思ふ〉と詠んだとある(《古今集》巻九に在原業平の歌として載る)。謡曲《杜若(かきつばた)》はこれを素材とする。八橋の地名は〈水ゆく河の蜘蛛手(くもで)なれば橋を八つわたせる〉によるという(《伊勢物語》)。

やつはし【八橋】

京都名物の菓子。米粉を湯で練って蒸し,砂糖,ニッケイ粉,ケシの実などを入れて練り上げ,ローラーにかけて薄くのばしたものを短冊形に切り,丸みをつけた鉄板で焼き上げる。京都黒谷に墓のある八橋検校(やつはしけんぎよう)にちなんで箏(そう)をかたどったものらしいが,《伊勢物語》に出てくる三河国の八橋になぞらえたともいう。現在では生地そのままの生八橋や,これを皮にしてあんを包んだものもつくられている。【加藤 貞男】

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大辞林 第三版の解説

やつはし【八橋】

愛知県知立ちりゆう市内の地名。逢妻川の南部にあたる。「伊勢物語」第九段の故事以来、カキツバタの名所。業平塚・無量寿寺がある。⦅歌枕⦆ → 八つ橋の

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

八橋 (ヤツハシ)

植物。アヤメ科の多年草,園芸植物,薬用植物。イチハツの別称

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