coevolution
複数の種が互いに関連しながら進化すること。例えば虫媒花の花の構造と,これを受粉させる昆虫の口器の形態とは相互に適応的な進化が認められる。共進化は,競争,捕食と被食,寄主と寄生,共生などの関係をもつ生物の間に広く認められる。狭義には,異なった種の個体群の間で相互に選択圧が働き,その結果,両方の個体群の適応度が高まった場合を指す。
執筆者:小寺 春人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…また,花の各部分の構造が訪花昆虫の形態と関連のある場合が多く,両者の関係が指摘されることがあるが,形態学的な変形が実証的に示されたことはまだない。 花と昆虫の関係については古くからいろいろの観察があり,両者が互いに関係し合いながら進化してきたとみなされる例も多い(共進化co‐evolution)。イヌビワとイヌビワコバチの例などはその典型で,いつごろからか,この両者は離れられない関係になっており,単に虫媒花と訪花昆虫という以上に,両者が依存し合って生活している。…
…また,まとめられた少数の花粉塊を損失する危険性をなるべく減少させるため,ランの花は特定の動物(おもに昆虫)の特定の部位に花粉塊を付着させるさまざまのくふうを進化させてきた。ランの特定の種の花形と昆虫の吸蜜行動の適合性は著しいものがあり,共進化coevolutionの代表例とされていることがある。なかには昆虫の雌の形や発散するにおいを擬した花を有し,雄に交尾行動を引きおこさせ花粉塊を運搬させるほど特殊化した種類も知られている。…
※「共進化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
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