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兵粮米 ひょうろうまい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

兵粮米
ひょうろうまい

鎌倉,室町時代,戦乱の際に必要な兵粮 (食糧) を確保するため農民に賦課した米。治承4 (1180) 年平清盛が諸国に課したのが始りで,文治1 (85) 年源頼朝は地頭に諸国の公領,荘園から反別5升の兵粮米を徴収させる勅許を得た。

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百科事典マイペディアの解説

兵粮米【ひょうろうまい】

兵糧米とも記し,戦時における軍兵の食糧米。古代律令制では軍糧は自弁と定められていた。平安末期,臨時的に諸国に兵粮米が賦課された。1185年源頼朝守護地頭設置を許された際,諸国の荘・公一律に段別5升の兵粮米賦課をも認められた。
→関連項目刈田狼藉国地頭城米

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世界大百科事典内の兵粮米の言及

【兵粮(兵糧)】より

…中世成立期の源平内乱の時代には,これらに加えて新しい兵粮調達方式が登場する。朝廷が臨時の国家的用途のために徴集する税制として平安末期に形成してきた一国平均役を土台とする,戦時の兵粮米徴集がそれである。1180年(治承4)平氏が源氏蜂起時に諸国に課した兵粮米を初見とし,その方式は源義仲・源頼朝軍による平家追討時に継承され,やがて85年(文治1)11月のいわゆる文治守護地頭勅許のさいに,頼朝は朝敵となった源義経追捕の手段として諸国の荘公一律に反別(たんべつ)5升の兵粮米徴集を朝廷に要求し,認可された。…

【兵粮料所】より

…南北朝時代に幕府が軍勢発向諸国の本所領年貢を,1年を限って兵粮米にあてるよう指定した所領。年貢の半分をあてる場合が多いが,3分の1の場合もあった。…

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