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其の人 ソノヒト

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デジタル大辞泉の解説

その‐ひと【×其の人】

[名]
人を表す語の下に付けて、それを強調する。ほかならぬその人。当人。「最初に逃亡したのは、ほかでもない司令官其の人だった」
その分野ですぐれた力をもっている人。その分野で著名な人。「政界に其の人ありと言われた男」
わざと名を伏せて漠然とさす場合、特定できない人をさす場合に用いる。だれそれ。
「その月、何の折、―のよみたる歌はいかに」〈能因本枕・二〇〉
[代]三人称の人代名詞。すぐ前に話題になった人、聞き手に近い人を指す。「そのかた」「そちら」に比べて敬意は低い。「其の人のことは引き受けた」

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大辞林 第三版の解説

そのひと【其の人】

( 代 )
三人称。相手側の人、また、話題になっている人をさしていう。「そのかた」より敬意が低い。 「 -の名は知りません」
( 名 )
他のだれでもなくその人自身。本人。当人。上の語と同格の関係にたち、その語を強める。 「その時現れたのがほかならぬ社長-だった」
(「その人あり」の形で)代表的人物。 「財界に-ありと知られた人」
名や素性を伏せていう語。
だれそれ。 「その月、なにのをり、-のよみたるはいかに/枕草子 23
例の人。 「京に、-の御もとにとて、文書きてつく/伊勢 9
それに適した人。適任者。 「左衛門督、-ならぬをたてまつりて、咎めありけれども/源氏 乙女

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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