内ヶ巻城跡(読み)うちがまきじようあと

日本歴史地名大系 「内ヶ巻城跡」の解説

内ヶ巻城跡
うちがまきじようあと

[現在地名]小千谷市川井 内ヶ巻

信濃川と魚野うおの川の合流点を眼下に見下ろす、中世の山城川井かわい城ともいう。高場たかば(三八三・六メートル)から北東に延びる尾根突端にあたる。本丸は東西一九間、南北一七間、二ノ丸は東西二〇間、南北一三間、三ノ丸は東西五〇間、南北二〇間ほどある。各郭の間に深さ数間の空堀がある。信濃川に面した山麓城の腰じようのこし城の下じようのした大手平おおてだいらなどの地名がある。御屋敷おやしきの地字は城主平時の居館跡であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android