精選版 日本国語大辞典 「内君」の意味・読み・例文・類語 ない‐くん【内君】 〘 名詞 〙 他人の妻を敬っていう語。内室。おくがた。うちぎみ。[初出の実例]「扨嫁といふものは、〈略〉家内の女王であるから内君(ナイクン)といひ」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中) うち‐ぎみ【内君】 〘 名詞 〙 他人の妻を敬っていう語。奥方。奥様。内方(うちかた)。[初出の実例]「扇に舟のかた書きたるを、これはうちぎみにとて、とぶらふ人のありしかば」(出典:為頼集(10C後か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例