内学(読み)ナイガク

デジタル大辞泉 「内学」の意味・読み・例文・類語

ない‐がく【内学】

仏教に関する学問。⇔外学げがく

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精選版 日本国語大辞典 「内学」の意味・読み・例文・類語

ない‐がく【内学】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏教に関する学問。⇔外学(げがく)。〔陳書‐傅縡伝〕
  3. 自分の信奉する宗教、学問など。⇔外学(げがく)
  4. 人前に出るに先立って、うちで学問の勉強訓練習練をすること。
    1. [初出の実例]「我内学もなく又座劫もいらずして、面白き連歌御沙汰叶ふべからず候」(出典:宗祇初心抄(1473頃))

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普及版 字通 「内学」の読み・字形・画数・意味

【内学】ないがく

六経外学とし、これに対して讖緯・道仙・仏教の学をいう。〔後漢書、方術伝序〕武頗(すこ)ぶる方を好む。~後、王符命を矯(いつは)り用ひ、光武にんで尤も讖言(しんげん)を信ず。~是れより學をひ爲(をさ)め、奇(たつと)び、異數を貴ぶ。

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