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内江 ないこうNèi jiāng

世界大百科事典 第2版の解説

ないこう【内江 Nèi jiāng】

中国,四川省南東部の市。人口132万(1994)。漢代に資中県がおかれ,北周には中江県,隋代に初めて内江県となった。この地が内水すなわち沱江の流域にあることから名づけられた。サトウキビ栽培がさかんで製糖業が発達しており,〈甜城(てんじよう)〉ともいわれる。明の宋応星の《天工開物》には,サトウキビから砂糖をとる方法は唐の大暦年間に西域の僧鄒(そうすう)和尚によって四川に伝えられたとある。【駒井 正一】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

内江
ないこう / ネイチヤン

中国、四川(しせん)省中南部の地区級市。揚子江(ようすこう)支流の沱(だ)江下流に位置する。資中県ほか2県を管轄する。人口419万9215、市轄区人口137万4569(2000)。隋(ずい)代に内江県が置かれ、1951年県城地区を分離して市が設置された。成都―重慶(じゅうけい)、成都―昆明両区間の鉄道と公路の交会点であるとともに、沱江水運の交通要地で、周辺のサトウキビによる製糖工業も発展し、「糖都(とうと)」「甜城(てんじょう)」の呼称がある。そのほか、機械、化学、製糸などの工業もみられ、南西の自貢(じこう)の塩の集散地でもある。[小野菊雄]

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