内離島(読み)うちぱなりじま

日本歴史地名大系 「内離島」の解説

内離島
うちぱなりじま

外離ふかぱなり島の南東に位置する無人島。地籍上は字西表いりおもてに属する。面積二・一平方キロの高島で、北西―南東方向に二・七キロ、最大幅一キロ、最高標高一九三・八メートル。海岸は北側を除きほとんどが標高二〇メートル以上の急崖で、とくに避難港として利用される船浮ふなうき湾に面した南側は一〇〇メートル以上ある。北側には海岸砂丘の発達する標高数メートルの低平地があり、一五―一六世紀の集落遺跡である成屋なりや遺跡がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「内離島」の解説

内離(うちぱなり)島

沖縄県八重山郡竹富町、西表島白浜の西約0.7kmに位置する無人島。北西には外離(そとぱなり)島がある。地元では「ウチパナリ」「ナーレー」などとも呼ばれる。古くは石炭採掘で栄えたが、1980年代に無人島化。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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