デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円澄」の解説 円澄 えんちょう 772-837 平安時代前期の僧。宝亀(ほうき)3年生まれ。道忠について出家,法鏡行者と称する。延暦(えんりゃく)17年最澄の弟子となり,円澄と改名。のち天台の奥義をさずけられ,天長10年天台座主。寂光院,西塔院をたてた。承和(じょうわ)4年10月26日死去。66歳。武蔵(むさし)埼玉出身。俗姓は壬生。諡号(しごう)は寂光大師。著作に「通達仏願海門」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例