太陽系外縁天体(英語名はtrans-Neptunian objectsで、TNOと略称)に属する準惑星のこと。2006年8月の国際天文学連合(IAU)で準惑星が定義された際に、冥王星が惑星から外れ準惑星になったが、同時に小惑星ケレスも準惑星に該当した。しかしケレス以外の準惑星は冥王星同様に海王星以遠の軌道をもち、組成や形成過程もケレスとは異なると考えられたので、日本からも新しい天体のグループとすることが提案され、2008年(平成20)5月に「冥王星型天体」(英語名はplutoid)という天体種族が制定された。
冥王星型天体としては、冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアが公式に認定されている。
[編集部 2022年10月20日]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新