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準惑星 じゅんわくせい dwarf planet

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知恵蔵2015の解説

準惑星

惑星」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

じゅん‐わくせい【準惑星】

dwarf planet》太陽を公転する天体で、惑星の定義を満たさないもののうち比較的大型なもの。2006年に国際天文学連合(IAU)が設けた新しい分類で、これにより長らく惑星とされていた冥王星が準惑星とされた。惑星は(1)太陽を公転し、(2)自己重力で球形となっていて、(3)衛星以外の他天体を引力で取り込んだり逆に重力散乱で遠ざけたりしたため、公転軌道近くには他天体がないもの、と定義づけられたが、準惑星はこの(3)を満たさない。矮小惑星。矮惑星。
[補説]国際天文学連合では、冥王星エリスケレスマケマケハウメアの五つを準惑星としている。

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大辞林 第三版の解説

じゅんわくせい【準惑星】

〔日本学術会議が dwarf planet の訳語として推奨する表記〕
太陽の周囲を公転し、自身の重力でほぼ球形を保つのに十分な質量をもつが、軌道周辺の他の天体と比べて際立って大きくない天体で、軌道近くに他の天体が存在している、衛星でないもの。冥王星・セレスなど。亜惑星。矮小わいしよう惑星。矮惑星。 → 惑星

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

準惑星
じゅんわくせい
dwarf planet

太陽系の中にあって,惑星と同様,太陽のまわりを楕円軌道で公転しているが,惑星よりも質量の小さい天体。2006年8月,国際天文学連合 IAUの総会において,(1) 太陽のまわりを楕円軌道で公転していること,(2) 自己重力でほぼ球形をしていること,(3) その公転軌道付近からほかの天体を一掃していないこと,(4) 衛星ではない,という性質を満たす小天体が準惑星であると定義された。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

準惑星
じゅんわくせい
dwarf planet

2006年の国際天文学連合(IAU)総会で定義された太陽系の天体の中の新しい概念で、冥王星(めいおうせい)は惑星ではなく準惑星の一員であるとされた。自己の軌道領域で「重力作用により他の天体を排除」して主要な天体としてふるまうことが条件とされた惑星ほどには大きくないが、自己重力による流体力学的平衡でほぼ球形をなすほどに大きく、かつ太陽の周りを直接回る天体が、準惑星=ドウォーフ・プラネットである。すなわち準惑星とは、太陽系において惑星に準じる大きな天体と認められたものということができる。準惑星に属する天体としては、太陽系外縁天体の一つであることが明確になり前記の惑星の定義で惑星から外れた冥王星(直径2390キロメートル)、太陽系外縁天体中でこれまでに発見されたうち最大と考えられるエリス(直径2400キロメートル)、火星と木星の間を回る小惑星帯で最大の天体であるケレス(直径952キロメートル)の三つが、2006年のIAU総会で認定された。そのほか、これまでに発見されているいくつかの大きな太陽系外縁天体についても準惑星として認定するかどうかが、IAUの対応委員会で検討されている。直径が数百キロメートル以下で球状をなすほどには重力が強くない他のカイパーベルト天体や小惑星は、彗星(すいせい)や小さな隕石(いんせき)などとともに、「太陽系小天体」というカテゴリーに入ることになった。
 なお2006年のIAU総会での決定にともない、dwarf planetドウォーフ・プラネットに対して仮の訳語として「矮惑星(わいわくせい)」が与えられたが、日本学術会議を中心に新しい惑星の定義に関する対応を検討した結果、07年4月、dwarf planetに対応する日本語名としては準惑星の名を推奨することが公式に決定された。[海部宣男]

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