冬凪(読み)ふゆなぎ

精選版 日本国語大辞典 「冬凪」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐なぎ【冬凪】

  1. 〘 名詞 〙 冬季、時化(しけ)合間に、風がやみ波も静まって海が穏やかになること。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「冬凪の海や蘆べの祖母の墓〈岩木躑躅〉」(出典:ホトトギス雑詠選集‐冬(1943)〈高浜虚子選〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「冬凪」の解説

ふゆなぎ【冬凪】

北海道の日本酒。精米歩合50%で仕込む辛口大吟醸酒。原料米は吟風。仕込み水は徳富(とっぷ)川の伏流水蔵元の「金滴酒造」は明治22年(1889)奈良県十津川村大洪水田畑が全滅した後、約600戸の村民が北海道へ移住し、そのなかの9名が発起人となり同39年(1906)創業所在地は樺戸郡新十津川町字中央。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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