デジタル大辞泉 「凍てる」の意味・読み・例文・類語 い・てる【▽凍てる/×冱てる】 [動タ下一][文]い・つ[タ下二]こおる。こおりつく。《季 冬》「―・てた月の光が射して」〈鏡花・玄武朱雀〉[類語]凍る・冷える・凍て付く・凍りつく・凍結・氷結・結氷・冷凍・こごる・しばれる・凍みる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「凍てる」の意味・読み・例文・類語 い・てる【凍・冱】 〘 自動詞 タ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]い・つ 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙① 凍る。凍りつく。また、凍ったような感じであることを比喩的にいう。《 季語・冬 》[初出の実例]「冬さむきいてし氷を埋めおきてはや氷室とはいふにぞありける〈藤原隆源〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)夏)「凍(イ)てた月の光が射して」(出典:玄武朱雀(1898)〈泉鏡花〉四)② 石、れんがなどが凍りついて、こわれる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例