デジタル大辞泉 「凍り付く」の意味・読み・例文・類語 こおり‐つ・く〔こほり‐〕【凍り付く】 [動カ五(四)]1 凍って、他の物にくっつく。「バケツが地面に―・く」2 硬く凍る。凍結する。いてつく。「かちかちに―・いた道」3 緊張や恐怖でからだが固くこわばる。「恐怖で身も―・く」[類語]凍る・凍てつく・凍結・氷結・結氷・冷凍・こごる・しばれる・凍みる・凍てる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「凍り付く」の意味・読み・例文・類語 こおり‐つ・くこほり‥【凍付】 〘 自動詞 カ行五(四) 〙① 液体などがこおって固まる。また、湿気のある物がこおってくっつく。[初出の実例]「雨戸明にかかった所、氷(コホリ)ついて、いかな事明かず」(出典:咄本・鹿の子餠(1772)小便)② 緊張や恐怖、ショックなどのために体がすくむ。また、ぞっとして心がかたくこわばる。[初出の実例]「頭から冷水をあびせかけられたやうに、春代の躯は、そのまま凍りついて動かなくなって了った」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉片輪な子)③ 動きがぴたりと止まる。[初出の実例]「ぢっとひとつ処を見つめた視線が、そのままそこに凍りついてしまふ」(出典:昇天(1923)〈十一谷義三郎〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例