処決(読み)ショケツ

デジタル大辞泉 「処決」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けつ【処決】

[名](スル)
きっぱりと処置を決めること。「昨年来の懸案処決する」
自分進退生死覚悟を決めること。
「銘々此の場を立ち退いて、然るべく―せられい」〈鴎外大塩平八郎

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精選版 日本国語大辞典 「処決」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けつ【処決・所決】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 処置をつけること。はっきりと処置をすること。とりさばくこと。処裁
    1. [初出の実例]「若罪未処決、物雖官。未分配者。猶為未入」(出典:律(718)名例)
    2. 「自国の律法を案じて是を処決すべし」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉二)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐李輔国伝〕
  3. 覚悟を定めること。進退、生死の覚悟を定めること。
    1. [初出の実例]「因て速かに所決(ショケツ)せられ大政奉還ありたき旨を最慇懃に勧むるにぞ」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八)

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普及版 字通 「処決」の読み・字形・画数・意味

【処決】しよけつ

決定

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