

るもので、戲(戯)・劇がその形に従うように、神事的な所作で、軍戯のように軍事に際して行われた。金文の〔井人鐘(けいじんしよう)〕「
(とど)まりて宗室に處(を)らん」、〔叔夷
(しゆくいはく)〕「禹の
(と)(水土を治めた地)に處る」など、聖所に処る意に用いる。〔左伝、襄四年〕「民に寢
り、獸に

り。各
其の處る
り」とは、霊の安んずるところ。
(所)も〔叔夷
〕「桓武なる靈
の
に共(供)する
(あ)り」のように、もと
所を意味する字であった。
は名詞、處は動詞的な語であったように思われる。
shiaは声義近く、互訓の例が多い。
は
(神戸棚の戸)と斤(きん)(斧)を呪器として守る意で、金文に「靈
の
」というように祖霊の安んずる所、
所の意、處は軍の行動するときに神前で行われる戲・劇の字と構造が似ており、軍の聖処に関する字である。品詞としての處・
の関係は居・家の関係と似ている。
処・高処・雑処・山処・散処・私処・失処・室処・出処・水処・随処・静処・善処・対処・托処・定処・同処・特処・独処・寧処・分処・
処・僻処・妙処・野処・幽処・遊処・与処・誉処・留処・林処出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...