出会い系サイト(読み)であいけいさいと

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

出会い系サイト
であいけいさいと

面識のない異性との交際を希望する者の求めに応じて、情報をインターネット上の掲示板に掲載するサービスを提供するウェブサイト。交際希望者は掲示板の情報を無料または有料で閲覧し、電子メールなどで相互に連絡をとることができる。偽名でのアクセスが可能なことから、詐欺や恐喝など犯罪の温床になってきた。とくに未成年者の被害が多いことから、「出会い系サイト規制法(インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律)」が2003年(平成15)に施行された。法律では18歳未満の児童を性行為目的で誘い出す書き込みを行う行為などを禁じ、違反した場合の罰則を設けた。2009年には同法が一部改正され、出会い系サイトを運営する場合には公安委員会への届け出が義務づけられた。また、利用者が未成年ではないことを証明するための個人確認が義務化された。そのため、出会い系サイトは海外のサーバーへと移動し、運営者がわからないような闇(やみ)サイトとなっている場合も多い。さらに、出会い系サイトの規制強化により、ミクシィ、フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が出会い系サイトのような用途で使われるケースもあり、運営者による規制や監視が強化されている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

知恵蔵の解説

出会い系サイト

文字通り、人と人とが出会うきっかけを作るウェブサービス。ただし一般的には男女の出会いを指す。恋人探しという目的上、売春買春といった問題が発生しやすく、子供がトラブルに巻き込まれることも多い。そのため、大手事業者の中には、身分証明書による会員管理を行うところも出始めている。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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