刑名学(読み)ケイメイガク

デジタル大辞泉 「刑名学」の意味・読み・例文・類語

けいめい‐がく【刑名学】

「刑」すなわち行動の形(実質)と「名」すなわち行動の評価一致を厳しく求めた一種法律学中国戦国時代商鞅しょうおう韓非らが治国の肝要として唱えた。

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精選版 日本国語大辞典 「刑名学」の意味・読み・例文・類語

けいめい‐がく【刑名学】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「刑」は「形」に通じ、「名」に対する「実」の意 ) 名と実が一致しているかどうかを窮極まで追究することが国を治める眼目であるとする考え方。中国の戦国時代に、申不害(しんふがい)商鞅(しょうおう)、韓非(かんぴ)などが主張した学説
    1. [初出の実例]「文帝好刑名学于儒術」(出典:済北集(1346頃か)一五・文帝論)

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