精選版 日本国語大辞典 「初僧祇」の意味・読み・例文・類語 しょ‐そうぎ【初僧祇】 〘 名詞 〙 仏語。菩薩が仏道を修して仏果に至るまでに経る無限の時間である三阿僧祇劫(さんあそうぎこう)のうち、第一の阿僧祇劫。仏になれるともなれないともわからない位といい、また声聞の位にとどまっている外凡の位ともいう。[初出の実例]「一見の新客は初僧祇(ショそうギ)の功徳を得三度の古衆は、三祇劫の万行を満たり」(出典:源平盛衰記(14C前)四〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例