初生雛(読み)しょせいびな(英語表記)new born chick; baby chick

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

初生雛
しょせいびな
new born chick; baby chick

孵化したばかりののこと。養鶏の作業のなかで初生雛の育成は最も重要な部分であるが,雛のほとんどは人工孵化によるもので,しかも雛は養鶏家の自家生産から購入に変っている。初生雛の輸送は,孵化後初めての餌付けまでに 36~48時間の空白があるのを利用して行われる。育雛適期は発育上は春秋の彼岸前後であるが,飼育羽数の激増につれて育雛装置の改良,育雛飼料の改善が進み,年間を通じて高い育雛率を保てるようになった。雛は用途別に肉用,用,卵肉兼用などに大別される。

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デジタル大辞泉の解説

しょせい‐びな【初生×雛】

卵から出てきたばかりの鶏のひな。体内には栄養源となる卵黄が残存し、(えさ)を与えなくてもよく、輸送ができる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょせい‐びな【初生雛】

〘名〙 孵化したばかりのニワトリの雛(ひな)のこと。この時期には雄の総排泄口に隆起が認められ、この有無により雌雄鑑別が行なわれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょせいびな【初生雛 day‐old chick】

孵化(ふか)したばかりの雛をいう。孵化後2~3日間は腹腔内に卵黄(黄囊)が残存しており,これが栄養源となるため給餌・給水の必要がない。したがってこの間に輸送を行えば雛に飢餓を感じさせずに多数羽を安価に輸送できる。また初生雛の総排出腔を指で開張すると,雛には退化交尾器官である突起が認められるので,これにより雌雄鑑別が行われる。【正田 陽一】

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