力水(読み)チカラミズ

デジタル大辞泉 「力水」の意味・読み・例文・類語

ちから‐みず〔‐みづ〕【力水】

相撲で、土俵傍らに桶に入れて備えられ、力士取組の前に口をすすいだりする水。化粧水。清めの水。「力水をつける」

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精選版 日本国語大辞典 「力水」の意味・読み・例文・類語

ちから‐みず‥みづ【力水】

  1. 〘 名詞 〙 相撲で、土俵上の力士が、勝ち残りの力士か次番の力士から渡される、口をすすいだり、水入りの時に飲んだりする水。土俵のわきに用意される。化粧水(けしょうみず)。転じて、力をつけるために飲む水。
    1. [初出の実例]「今使蒼頭奴、東西持水桶各一、毎番飲焉、曰之力水、是也」(出典:日本諸手船(江戸後)七(古事類苑・武技十九))

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「力水」の意味・わかりやすい解説

力水
ちからみず

相撲用語。「化粧水」「清めの水」ともいう。土俵の赤房白房の下に備えられた手桶の中に入っている水のこと。これをひしゃくですくって,前の相撲の勝ち力士が差し出すのを,土俵上の力士が受けて口をすすぐ。仕切り直しのとき,ひしゃくですくったり,呼出しにすくってもらったりして口をすすぐこともある。

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デジタル大辞泉プラス 「力水」の解説

力水

秋田県湯沢市の古館山麓の、湯沢城城主佐竹南家の屋敷跡にある湧水。1985年、環境庁により名水百選ひとつに選定された。城主や藩主が「身体に力がつく水」として愛飲したことからこの名で呼ばれるようになった。

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事典・日本の観光資源 「力水」の解説

力水

(秋田県湯沢市)
名水百選指定の観光名所。

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