デジタル大辞泉 「城番」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ばん〔ジヤウ‐〕【城番】 1 城郭守衛のために置く兵士。番手衆。在番衆。2 江戸幕府の職名。大坂城・駿府城において、城代の下で城を守った。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「城番」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ばんジャウ‥【城番】 〘 名詞 〙① 城に詰めて警固する兵士。城の番人。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 江戸時代、大坂城または二条城を守った番士の称。〔俚言集覧(増補)(1899)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「城番」の意味・わかりやすい解説 城番 (じょうばん) 戦国時代以降,城代をたすけて城の門櫓などを守衛するもの。番手衆,在番衆ともいう。江戸幕府が二条城に置いた城番は,はじめ門番頭と呼ばれている。幕府はほかに大坂,駿府,伏見,甲府に城番を置いた。城番は城により人数に多少があり,臨時の砦などには城代を置かず,城番のみ配置されることもあった。一定期間交替せず警備に当たる城番を〈定番(じようばん)〉,城番が不足のときそれをたすけるものを〈加番(かばん)〉といった。執筆者:根岸 茂夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「城番」の意味・わかりやすい解説 城番じょうばん 江戸時代,武家職制の一つ。番手衆,在番衆とも呼ばれ,戦国時代以降,城代のもとにあって城の門櫓を警衛した。一定期間勤める定番と,人数不足を補う加番とがあった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の城番の言及 【大坂定番】より …江戸幕府の職名。城番ともいう。老中支配,京橋口,玉造口各定番1名。… ※「城番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by