加藤晴生(読み)かとう はるお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤晴生」の解説

加藤晴生 かとう-はるお

?-1853 江戸時代後期の陶工
加藤景遠長男加藤民吉の兄。尾張(おわり)(愛知県)瀬戸の人。享和(きょうわ)元年(1801)から父,弟とともに磁器を試作し,新製染付磁器の創始につくす。染付焼御用達,窯元取締役などをつとめ,名字帯刀をゆるされた。以後,代々吉右衛門を名のり,名古屋藩御用達をつとめた。嘉永(かえい)6年1月30日死去。名は景高。別号に穎渓(えいけい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android