デジタル大辞泉
「労働学校」の意味・読み・例文・類語
ろうどう‐がっこう〔ラウドウガクカウ〕【労働学校】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ろうどう‐がっこうラウドウガクカウ【労働学校】
- 〘 名詞 〙 労働組合などの設立する、労働組合幹部の養成と一般労働者の労働者意識啓蒙のための学校。大正一〇年(一九二一)友愛会の設立した日本労働学校が最初のものであった。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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労働学校【ろうどうがっこう】
労働者の自発性によって設立された労働者のための教育機関。19世紀初めの英国の機械工講習所等が先駆で,20世紀初め以来労働組合により各国に設立。英国のラスキン・カレッジ,米国のランド・スクール等は著名。日本では1920年友愛会設立の東京労働講習所に始まり,昭和初期にかけかなり普及,戦後は労働者教育協会等によるものが発展している。
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世界大百科事典(旧版)内の労働学校の言及
【労働者教育】より
…1911年鈴木文治が東京三田のユニテリアン教会で月1回通俗学術講習会を開催,翌年その聴講者を中心に組織された[友愛会]東京連合会が1920年11月に設立した東京労働講習所が,学校方式による労働者教育の始まりである。月島労働講習所の趣意書(1921)にもあるように,労働学校は労働者自身の経験や問題意識に立って開設され,これに知識人が協力するという方式をとることが多かった。21年に労働者教育協会設立,日本労働学校開校,翌22年には賀川豊彦の《死線を越えて》の印税で大阪労働学校が開設された。…
※「労働学校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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