労働組合諮問委員会(読み)ろうどうくみあいしもんいいんかい(英語表記)Trade Union Advisory Committee to the OECD; TUAC

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労働組合諮問委員会」の意味・わかりやすい解説

労働組合諮問委員会
ろうどうくみあいしもんいいんかい
Trade Union Advisory Committee to the OECD; TUAC

経済協力開発機構 OECDの民間諮問機関として 1962年3月に発足本部パリヨーロッパ経済協力機構の労組諮問委員会 (マーシャル・プラン支持の各国労組が結成) の後身で,日本からは 64年に全日本労働総同盟が加入し,79年に総評,80年に中立労連,89年からは連合も加入した。総会は年に2回開催される。国際自由労連,国際労働連合 WCL欧州労連,北欧労組協議会,産業別の国際団体も TUACの活動に参加している。主要国首脳会議に合せ,その開催国で 77年から労組指導者会議 Labour Summitが行われており,声明文は TUAC事務局が準備する。 98年現在 OECD加盟 29ヵ国の 55団体が構成している (組合員数 7000万) 。

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