北摂府立自然公園(読み)ほくせつふりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北摂府立自然公園」の意味・わかりやすい解説

北摂府立自然公園
ほくせつふりつしぜんこうえん

大阪府北部,北摂山地に点在する里山を中心とした自然公園。面積 25.94km2。2001年指定。ポンポン山地区(高槻市島本町),竜王山地区,多留見地区,見立地区(以上,茨木市),妙見山地区(豊能町),天王地区,山辺地区,剣尾山地区,小和田山地区,地黄・歌垣山地区(以上,能勢町)の 10地区からなる。北摂山地は標高 600~700mの山が中心で,森林の多くは薪炭林や農用林として利用されてきた。こうした里山景観の保護と利用を目的に,大阪府で初の府立自然公園として指定された。ほかの里山に比べ豊かな生態系が残され,妙見山のブナ林とアカガシ林,ポンポン山のシイ林など自然度の高い森林も数多く分布する。クマタカオオタカオオサンショウウオモリアオガエルなど,多くの希少生物が生息する。ポンポン山地区の川久保水源の森は渓谷美で知られ,林野庁の水源の森百選に選定されている。また,能勢妙見堂をはじめとした多くの社寺があり,常緑広葉樹林鎮守の森として守られている。地域内には東海自然歩道などの自然歩道やキャンプ場などが整備されており,ハイキングやキャンプなどで多くの人が訪れる。

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