匹如(読み)するつび

精選版 日本国語大辞典 「匹如」の意味・読み・例文・類語

するつび【匹如】

〘名〙 (形動) =するすみ(匹如)
※大唐西域記長寛元年点(1163)七「我が子一切義成、家を捨て学を修す。孤(スルツヒ)(〈注〉ヒトリ)山沢に遊び独り林藪に処(を)り」

するつみ【匹如】

〘名〙 (形動) =するすみ(匹如)
※観智院本名義抄(1241)「匹如 スルツミ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「匹如」の読み・字形・画数・意味

【匹如】ひつじよ

たとえば。おしなべて。唐・白居易〔偶吟、二首、一〕詩 匹如(おしなべ)て身後何事らん 應(まさ)に人(じんかん)に向ひて求むる無かるべし

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