医療事故情報センター

共同通信ニュース用語解説 「医療事故情報センター」の解説

医療事故情報センター

1990年12月に名古屋弁護士会(当時、2005年から愛知県弁護士会)所属加藤良夫かとう・よしお弁護士(現在は南山大法科大学院教授)が設立した。約650人の弁護士がメンバーで、医療過誤訴訟の情報共有のため、知見を提供してくれる医師紹介も行っている。柴田義朗しばた・よしろう弁護士は準備段階から参加し、01年5月から理事長を務めている。

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百科事典マイペディア 「医療事故情報センター」の意味・わかりやすい解説

医療事故情報センター【いりょうじこじょうほうセンター】

医療事故などによる医療過誤訴訟において,知識面等で不利な立場に立たされがちな患者側弁護士に対し,個別的に専門的情報提供サービスを行う民間機関。1990年設立。医療過誤裁判患者側弁護士を主な正会員とする組織機関誌や資料集・報告書の発行カルテ翻訳や医学文献・判例検索サービス,協力医の紹介や私的鑑定意見書の作成などを行っているほか,医療事故再発防止活動もその目的としている。

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