十二宮(読み)ジュウニキュウ

デジタル大辞泉 「十二宮」の意味・読み・例文・類語

じゅうに‐きゅう〔ジフニ‐〕【十二宮】

黄道こうどう十二宮

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精選版 日本国語大辞典 「十二宮」の意味・読み・例文・類語

じゅうに‐きゅうジフニ‥【十二宮】

  1. 〘 名詞 〙 黄道帯(こうどうたい)十二等分し、その一つ一つ近く星座にちなんだ名をつけたもの。白羊宮金牛宮双子宮など。古代オリエントで初めて使われ、太陽、月、惑星位置を示すのに役立ち、また、占星にも用いられた。黄道星座は二〇〇〇年間の歳差によって十二宮と一つずつずれている。→黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)。〔遠西観象図説(1823)〕

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占い用語集 「十二宮」の解説

十二宮

地球から見て太陽が一周する軌道のことを黄道という。その軌道を十二分割して、それぞれに十二サインを振り分けたもの。十二のサインは獣の名にちなんだ星座名が多かった為に、この帯のことを獣帯(Zodiac)と呼ぶこともある。黄道を十二分割したものなので、太陽は一つのサインを約30日かけて進むことになる。

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百科事典マイペディア 「十二宮」の意味・わかりやすい解説

十二宮【じゅうにきゅう】

黄道十二宮

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世界大百科事典(旧版)内の十二宮の言及

【十二支像】より

…つまり,ネズミ,ウシ,トラ,ウサギ,タツ,ヘビ,ウマ,ヒツジ,サル,トリ,イヌ,イノシシである。西アジアの占星術として発達した十二宮(黄道十二宮)が,インドから仏教などを通じて中国にもたらされたのではないかといわれる。後漢の王充の著した《論衡》物勢では,五行相剋説にしたがって十二支像を説明している。…

【占星術】より

… ホロスコープは四つの要素から成る。(1)惑星(プラネットplanet) 占星術上の惑星とは,黄道十二宮上を恒星天と逆行する星辰を指し,それゆえ太陽と月も惑星のうちに入る。近代ではさらに天王星,海王星,冥王星も数え,小惑星を取り上げる人もいる。…

※「十二宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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