デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十市遠忠」の解説 十市遠忠 とおち-とおただ 1497-1545 戦国時代の武将,歌人。明応6年生まれ。大和十市(奈良県橿原(かしはら)市)の豪族で竜王山城をきずいて勢力をのばす。兵部大輔(ひょうぶのたいふ)。徳大寺実淳(さねあつ)にまなび,三条西実隆(さねたか)らの合点をえた歌集がのこる。おおくの歌書を書写し,後世につたえた。天文(てんぶん)14年3月16日死去。49歳。歌集に「十市遠忠詠草」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by