精選版 日本国語大辞典 「十目」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐ぼくジフ‥【十目】 〘 名詞 〙 ( 「ぼく」は「目」の漢音 ) =じゅうもく(十目)[初出の実例]「十目(シウボク)の見る所おろそかならすして近頃太夫の位にそなはり給ふ」(出典:洒落本・吉原源氏六十帖評判(1737)) じゅう‐もくジフ‥【十目】 〘 名詞 〙 多くの人の目。衆人の視線、または監視。衆目。多く「十目の見る所」の形で用いられる。じゅうぼく。[初出の実例]「さてその云たてる十目十手がちっとも違はずに必諂ひ者ささへ者に必定なるもの也」(出典:大学垂加先生講義(1679)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例