デジタル大辞泉 「半自力」の意味・読み・例文・類語 はん‐じりき【半自力】 南無阿弥陀仏と唱える念仏の「南無」は衆生の自力を表すとする考え方。また、他力本願に任せきれないで、自分の念仏の功徳くどくにより極楽往生を願い求めること。半他力。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「半自力」の意味・読み・例文・類語 はん‐じりき【半自力】 〘 名詞 〙 仏語。浄土往生に阿彌陀仏の他力だけでなく自分の力の効果も認める立場。西山派の見性から始まる。半他力。[初出の実例]「称名念仏即成二半自力半他力一、南無二字是自力故、阿彌陀仏即他力故」(出典:浄土法門源流章(1311)大日本国浄教弘通次第) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例