南無(読み)なむ

デジタル大辞泉の解説

なむ【南無】

《〈梵〉namas音写。南摩・納莫などとも音写。敬礼(きょうらい)・帰命(きみょう)と訳す》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)に向かって、心からの帰依を表す語。その名を呼ぶときに冠する。

なも【南無/那×謨】

[感]なむ(南無)」に同じ。
「―当来導師とぞ拝むなる」〈・夕顔〉

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大辞林 第三版の解説

なむ【南無】

仏・菩薩・経などを信じ敬い、それに帰依することを表す語。一般に帰依の対象となる語をそのあとに付けて感動詞的に用いる。帰命きみよう。納莫のうまく。なも。 「 -八幡大菩薩、たすけさせ給へ/平治

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の南無の言及

【帰命】より

…サンスクリットのnamasを漢文仏典では帰命とも南無(なむ)とも訳しており,この両語は同じく〈頭を下げ敬意を示すこと〉,帰依(きえ)を意味している。したがって〈帰命頂礼(きみようちようらい)〉(額(ひたい)を地上につけて最敬礼すること)のように身体の動作と,〈至心帰命(ししんきみよう)〉(心中でひたすら帰依すること)の両面をふくんでいる。…

※「南無」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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