南部直政(読み)なんぶ・なおまさ

朝日日本歴史人物事典 「南部直政」の解説

南部直政

没年元禄12.3.16(1699.4.15)
生年:寛文1.5.6(1661.6.2)
江戸中期八戸藩(青森県)藩主。名は武太夫。藩主直房の嫡子として盛岡に生まれる。母は盛岡藩士川口氏の娘。寛文8(1668)年八戸2万石を継ぐ。延宝2(1674)年遠江守,貞享4(1687)年譜代に列し,元禄1(1688)年幕府側用人に栄進したが,翌年病気辞職し外様に復した。創藩期の藩政確立に努めた。江戸で没し,芝の金地院に埋葬。<参考文献>前田利見編『八戸藩史料

(細井計)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南部直政」の解説

南部直政 なんぶ-なおまさ

1661-1699 江戸時代前期の大名
寛文元年5月6日生まれ。南部直房長男。寛文8年陸奥(むつ)八戸(はちのへ)藩(青森県)藩主南部家2代となる。儒学,詩文にあかるく5代将軍徳川綱吉(つなよし)に目をかけられ詰衆,側衆をへて側用人にすすんだ。元禄(げんろく)12年3月16日死去。39歳。通称は武大夫。号は南浩然,松洞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「南部直政」の解説

南部直政 (なんぶなおまさ)

生年月日:1661年5月6日
江戸時代前期;中期の大名
1699年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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