朝日日本歴史人物事典 「南部直政」の解説
南部直政
生年:寛文1.5.6(1661.6.2)
江戸中期の八戸藩(青森県)藩主。名は武太夫。藩主直房の嫡子として盛岡に生まれる。母は盛岡藩士川口氏の娘。寛文8(1668)年八戸2万石を継ぐ。延宝2(1674)年遠江守,貞享4(1687)年譜代に列し,元禄1(1688)年幕府側用人に栄進したが,翌年病気辞職し外様に復した。創藩期の藩政確立に努めた。江戸で没し,芝の金地院に埋葬。<参考文献>前田利見編『八戸藩史料』
(細井計)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報