精選版 日本国語大辞典 「単一為替レート」の意味・読み・例文・類語 たんいつ‐かわせレート‥かはせレート【単一為替レート】 〘 名詞 〙 ( レートは[英語] rate ) 外国為替の管理上、為替レートを公定にして、ある一国の通貨に結びつけ、国際的な全取引に一律にこれを適用すること。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「単一為替レート」の意味・わかりやすい解説 単一為替レート【たんいつかわせレート】 外国為替管理において公定為替相場を1本に決める場合をいう。為替相場は単一が原則である。政策的に取引の種類によって数種の公定相場を設けたり,公定・自由相場を併用したりする複数為替レートに対する。日本は戦後1949年単一レート(1ドル=360円)を設定したが,1971年の金ドル交換停止以降単一レート維持は困難となり,1973年より変動為替レートに移行した。→変動為替相場 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
山川 日本史小辞典 改訂新版 「単一為替レート」の解説 単一為替レートたんいつかわせレート 外国為替相場が唯一のレートにおかれること。占領期GHQの管理下に再開された貿易は,商品ごとに異なった複数為替レートをもち混乱状態にあったが,国際経済への正常な復帰をめざすドッジ・ラインにより,1949年(昭和24)4月25日1ドル=360円の単一為替レートと定められた。52年8月日本のIMF加盟にともない固定レートとして登録された。 出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by