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卵胞刺激ホルモン らんぽうしげきホルモン folicle stimulating hormone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

卵胞刺激ホルモン
らんぽうしげきホルモン
folicle stimulating hormone

FSHと略す。脊椎動物下垂体前葉から分泌されるホルモン。卵巣に対しては卵胞を成熟させ,卵胞ホルモンの分泌を促す。精巣に対しては造精細胞の分裂増殖を促し精子形成を促進させる。哺乳類の雌では,卵胞ホルモンの血中濃度が高まると FSHの分泌が抑制され,黄体形成ホルモン LHの分泌に移行し,成熟卵胞からの排卵が起る。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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栄養・生化学辞典の解説

卵胞刺激ホルモン

 ろ(濾)胞刺激ホルモンともいう.下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモンの一つで,糖タンパク質である.卵胞の発育を促進し,卵胞ホルモンの分泌を促すなどの活性を示す.雄でも精子形成を促進する.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

らんほうしげきホルモン【卵胞刺激ホルモン】

脳下垂体前葉から分泌される、性腺刺激ホルモンの一。卵巣においては、卵胞の発育・成熟、および卵胞ホルモンの生産・分泌を促進する。精巣においては精子の形成を促進する。 FSH 。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の卵胞刺激ホルモンの言及

【月経】より

…性周期は,間脳・脳下垂体‐卵巣系における神経系と内分泌系との間の,一種の生体自動調節機構によってもたらされるもので,脳の視床下部脳下垂体前葉と卵巣とが相互に作用しあい,それぞれからのホルモン分泌が巧妙に調節されて起こる。
[月経周期]
 間脳・視床下部の支配のもとに,脳下垂体前葉から,月経周期に応じて,2種類の性腺(または生殖腺)刺激ホルモン(ゴナドトロピン),すなわち卵胞(または濾胞)刺激ホルモンfollicle‐stimulating hormone(FSHと略記)と黄体形成ホルモンluteinizing hormone(LHと略記)が規則正しく周期的に血中に分泌される。卵胞刺激ホルモンは卵胞を刺激して卵胞を成熟させる。…

【ゴナドトロピン】より

…生殖腺(性腺)刺激ホルモンともいう。脊椎動物では,脳下垂体前葉から分泌される卵胞(濾胞)刺激ホルモンfollicle‐stimulating hormone(FSHと略す)と黄体形成ホルモンluteinizing hormone(LHと略す)または間質細胞刺激ホルモンinterstitial cell‐stimulating hormone(ICSHと略す)の2種のホルモンと,胎盤から分泌される絨毛(じゆうもう)(膜)性ゴナドトロピンchorionic gonadotropin(CGと略すが,ヒトの場合はhCGと略す)が含まれる。ともに糖タンパク質で,ヒトのFSHは分子量約3万5000,LH,hCGは約3万である。…

【脳下垂体】より


[前葉と前葉ホルモン]
 腺下垂体の前葉からは数多くのホルモンが分泌されるが,現在までに完全にわかっているものは6種類である。すなわち,成長ホルモン,プロラクチン,副腎皮質刺激ホルモン,甲状腺刺激ホルモン,卵胞刺激ホルモン,黄体形成ホルモンである。このほか最近の説ではリポトロピンエンドルフィン,エンケファリンも分泌されるという。…

【卵巣】より

…一次卵胞は出生時には両側あわせて約40万個存在しているが,成人になるにつれて閉鎖退縮して数を減じ,閉経以後の婦人では見あたらない。卵巣の働きはこの卵胞と深く関係するが,それは脳下垂体前葉から周期的に分泌される2種の性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン),すなわち卵胞刺激ホルモンFSHと黄体形成ホルモンLHによって支配されている。思春期になるとこれらのホルモンが分泌され始めるようになり,両ホルモン(おもに卵胞刺激ホルモン)の働きで,一次卵胞は成熟する。…

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