デジタル大辞泉 「卿相」の意味・読み・例文・類語 けい‐しょう〔‐シヤウ〕【×卿相】 「公卿くぎょう」に同じ。「昔より―の位に昇る者の頸、大路を渡さるる事先例なし」〈平家・一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「卿相」の意味・読み・例文・類語 けい‐しょう‥シャウ【卿相】 〘 名詞 〙 天子をたすけて政治を執る人々。太政大臣、左大臣、右大臣、内大臣および大納言、中納言、参議など。公卿(くぎょう)。けいそう。[初出の実例]「勅曰、如レ聞、諸国郡司等、部下有二騎射相撲及膂力者一、輙給二王公卿相之宅一」(出典:続日本紀‐神亀五年(728)四月辛卯)「宮々・卿相(ケイシャウ)・雲客、皆歩跣(かちはだし)なる体にて」(出典:太平記(14C後)三)[その他の文献]〔戦国策‐韓策・烈侯〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の卿相の言及 【公卿】より …鎌倉時代以降,公卿の員数はますます増大したが,一方,家格の形成に伴い,公卿に昇る上流廷臣の家柄もしだいに固定し,江戸時代には,その家柄に属する廷臣の総称として,公家とほぼ同じ意味にも用いられた。上達部(かんだちめ),卿相(けいそう),月卿(げつけい),棘路(きよくろ)などの異称もある。【橋本 義彦】。… ※「卿相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by