厚恩(読み)コウオン

精選版 日本国語大辞典 「厚恩」の意味・読み・例文・類語

こう‐おん【厚恩】

  1. 〘 名詞 〙 あつい恩恵。深いめぐみ。
    1. [初出の実例]「殊蒙厚恩、良過望」(出典家伝(760頃)上)
    2. 「年月の御厚恩(コウヲン)わすれず、せめては御ぼだいとはんため」(出典:浮世草子武家義理物語(1688)六)
    3. [その他の文献]〔漢書‐宣元六王伝〕

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普及版 字通 「厚恩」の読み・字形・画数・意味

【厚恩】こうおん

深い恩。〔漢書、金日伝〕(邯(けんかん)、金欽を)奏して曰く、欽、幸ひに經ずるを以て、超(てうてき)せられて帷幄(ゐあく)(本陣の枢議)に侍す。重ねて厚恩をり、號を封す。~異言、頗(すこ)ぶる衆心を惑はす。

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