礼遇(読み)レイグウ

デジタル大辞泉 「礼遇」の意味・読み・例文・類語

れい‐ぐう【礼遇】

[名](スル)
礼を尽くして厚くもてなすこと。「国賓として礼遇する」
旧制で、国家皇室などから受ける特別の厚い待遇
[類語]処遇待遇知遇優遇厚遇優待歓待扱う

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精選版 日本国語大辞典 「礼遇」の意味・読み・例文・類語

れい‐ぐう【礼遇】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 礼儀をつくし、手厚く待遇すること。
    1. [初出の実例]「国家故事。蕃客朝時。択通賢之倫。任行人之。礼遇之中。賓主闘筆」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔呉志‐薛瑩伝〕
  3. 旧制で、国家または皇室から受ける特別の厚い待遇。
    1. [初出の実例]「従四位以上は爵に准し礼遇を享く」(出典:叙位条例(明治二〇年)(1887)五条)

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普及版 字通 「礼遇」の読み・字形・画数・意味

【礼遇】れいぐう

厚く待遇する。〔後漢書、礼儀上、養老〕(三老五更を養ふの儀)天子親しく袒(たん)して牲をき、を執りて饋(おく)り、を執りて(の)ましむ。~日皆闕に詣(いた)りて恩を謝す。禮せられ、大いに顯せらるるを以ての故なり。

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