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原爆の日 げんばくのひ

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知恵蔵2015の解説

原爆の日

1945年8月6日には広島市、同9日には長崎市に原子爆弾が投下された。広島では十余万人、長崎では7万人を超す死者が出て、残った被爆者たちは今もなお苦しんでいる。以降この両日を忘れてはならない過去として刻むため、広島・長崎それぞれについて原爆の日、または原爆忌、原爆記念日とした。歳時記などにとりあげられ、立秋の前後に当たることから、俳句では夏または秋の季語にもなっている。
広島・長崎、それぞれの日には原爆被災者の慰霊と世界平和を祈念する式典が行われる。広島平和記念式典は47年から始まるが、当時の日本は占領下にあり、50年に始まった朝鮮戦争に際しては連合国軍総司令部(GHQ)の圧力で中止を余儀なくされた。後に広島平和記念公園において「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」として例年実施されるようになり、71年からは内閣総理大臣も出席している。毎年、核兵器廃絶と世界の恒久平和実現を願う「ヒロシマの心」を訴える市長の平和宣言が出され、世界各国に送られている。
長崎平和祈念式典は48年からGHQの許可により始まった。現在は爆心地に当たる長崎市の平和公園を会場として、広島の式典と同様に、投下時刻に黙祷を捧げ、市長による平和宣言、平和への誓いが行われる。

(金谷俊秀  ライター / 2013年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

げんばく‐の‐ひ【原爆の日】

太平洋戦争末期の昭和20年(1945)、広島市と長崎市に原子爆弾が投下された日。広島市では8月6日、長崎市では8月9日。原爆忌。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原爆の日
げんばくのひ

ノーモア・ヒロシマ」のスローガンが象徴する原爆反対の平和祭の日。1945年(昭和20)8月6日、世界初の原子爆弾が広島市に投下され、一瞬のうちに街が破壊され約8万名が即死。さらに9日に長崎市にも投下され、それ以後も被爆による死者は絶えない。この歴史的悲劇を二度と繰り返さないように、毎年8月6日を原爆の日とし、広島をはじめとする各地で記念行事を行っている。[上野文枝]

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