即死(読み)ソクシ

デジタル大辞泉 「即死」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「即死」の意味・読み・例文・類語

そく‐し【即死】

  1. 〘 名詞 〙 即時に死ぬこと。事故などで、その場ですぐ死ぬこと。
    1. [初出の実例]「黒い所まで見やうなら久米即死」(出典:雑俳・柳多留‐八七(1825))
    2. 「気乱れ手震ひ誤て咽喉の傍を貫ぬき即死(ソクシ)すること能はずして苦悩煩悶覚へず声を発す」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録四)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐宋弘伝〕

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普及版 字通 「即死」の読み・字形・画数・意味

【即死】そくし

その場ですぐに死ぬ。〔後書、東夷婁伝〕弓の長さ四尺、力、弩(いしゆみ)の如し。矢には(こ)を用ふ。長さ一尺寸。石を鏃(やじり)と爲す。鏃に皆毒を施す。人に中(あた)ればち死す。

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