即死(読み)ソクシ

デジタル大辞泉 「即死」の意味・読み・例文・類語

そく‐し【即死】

[名](スル)事故などにあったその時点ですぐさま死ぬこと。「即死状態」
[類語]急死急逝頓死ぽっくりころり突然死死ぬ亡くなる死する没する果てる眠るめいする逝くたおれる事切れるまか先立つ旅立つ死去死亡死没物故絶命絶息永眠瞑目めいもく逝去長逝永逝他界昇天往生落命横死憤死夭折ようせつ夭逝ようせい息を引き取る冷たくなるえなくなる世を去る帰らぬ人となる不帰の客となる死出の旅亡き数鬼籍に幽明さかいことにする黄泉の客命を落とす人死に物化まかくたばる絶え入る消え入るはかなくなる絶え果てる空しくなる仏になる朽ち果てる失命夭死ようし臨終

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「即死」の意味・読み・例文・類語

そく‐し【即死】

  1. 〘 名詞 〙 即時に死ぬこと。事故などで、その場ですぐ死ぬこと。
    1. [初出の実例]「黒い所まで見やうなら久米即死」(出典:雑俳・柳多留‐八七(1825))
    2. 「気乱れ手震ひ誤て咽喉の傍を貫ぬき即死(ソクシ)すること能はずして苦悩煩悶覚へず声を発す」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録四)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐宋弘伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「即死」の読み・字形・画数・意味

【即死】そくし

その場ですぐに死ぬ。〔後書、東夷婁伝〕弓の長さ四尺、力、弩(いしゆみ)の如し。矢には(こ)を用ふ。長さ一尺寸。石を鏃(やじり)と爲す。鏃に皆毒を施す。人に中(あた)ればち死す。

字通「即」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android