参観(読み)サンカン

精選版 日本国語大辞典 「参観」の意味・読み・例文・類語

さん‐かん‥クヮン【参観】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 照らし合わせてみること。参照。
    1. [初出の実例]「故略叙王室相家之系統、以備参観」(出典日本外史(1827)一)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐備内〕
  3. その場へ行って、見ること。参看
    1. [初出の実例]「さんくゎん(名)参観 マヰリテミルコト」(出典:言海(1889‐91)〈大槻文彦〉)
    2. 「何時だっけ、参観(サンクヮン)に行ったら、琴だか何だかコロンコロン鳴ってて」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉上)

参観の補助注記

漢籍ではの意。日本でも明治中頃まではこの意で用いた。

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普及版 字通 「参観」の読み・字形・画数・意味

【参観】さんかん

見にゆく。

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