取次商(読み)トリツギショウ

デジタル大辞泉 「取次商」の意味・読み・例文・類語

とりつぎ‐しょう〔‐シヤウ〕【取次商】

取り次ぎに関する行為をする商人商法では問屋運送取扱人準問屋の3種を認めている。

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精選版 日本国語大辞典 「取次商」の意味・読み・例文・類語

とりつぎ‐しょう‥シャウ【取次商】

  1. 〘 名詞 〙 取次を営業とする商人。問屋・運送取扱人など。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「取次商」の意味・わかりやすい解説

取次商
とりつぎしょう

自己の名をもって、委託者計算において、法律行為をなすことを引き受けることを営業とする商人(商法502条11号・4条1項)。日本の商法では、取次行為の対象により三つの取次商が定められており、物品の販売または買入れを取次の対象とする問屋(といや)、物品運送の取次をなす運送取扱人、それ以外の法律行為を取次の対象とする準問屋(出版・広告の取次業、保険契約の取次業、旅客運送の取次業など)がそれである。

[戸田修三]

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