可汗(読み)カガン(その他表記)Khaghan

関連語 名詞

旺文社世界史事典 三訂版 「可汗」の解説

可汗
カガン
Khaghan

5世紀,柔然によって用いられ始めた遊牧国家の君主の称号
柔然の社崙 (しやろん) が諸族を統一し,丘豆伐 (きゆうとうばつ) 可汗と称したのが最初以後,突厥 (とつけつ) ・ウイグル・モンゴル帝国などの君主が称号とした。以前の遊牧国家の族長単于 (ぜんう) と称した。汗(カン・ハン)は可汗と同義語。特にモンゴルにおいては,元の皇帝は「カアン」と称し,彼以外の君長は「カン」と称した。

可汗
ハガン

カガン

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む