右衛士府(読み)ウエジフ

デジタル大辞泉 「右衛士府」の意味・読み・例文・類語

う‐えじふ〔‐ヱジフ〕【右衛士府】

左衛士府とともに宮城警衛などをつかさどった役所。→衛士府

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精選版 日本国語大辞典 「右衛士府」の意味・読み・例文・類語

う‐えじふ‥ヱジフ【右衛士府】

  1. 〘 名詞 〙 令制における官司の一つ。諸国軍団から徴した衛士の部隊を統轄し、宮廷警護行幸護衛などに当たった。職員に督、佐各一人、大尉少尉大志・少志各二人、医師二人その他がある。なお左右衛士府は大同三年(八〇八衛門府を併合したが、弘仁二年(八一一)に左右衛門府と改めた。また、一時、唐制にならって左右勇士衛と呼ばれたことがある。〔令義解(718)〕

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