合判(読み)アイハン

デジタル大辞泉 「合判」の意味・読み・例文・類語

あい‐はん〔あひ‐〕【合(い)判/相判】

《「あいばん」とも》
合いいん」に同じ。
二人以上の者が連帯で押す印。連判
[類語]捨て印契印割り印検印消印烙印合い印朱印証印連判調印

あい‐ばん〔あひ‐〕【合(い)判/相判/間判】

紙の大きさの一。縦7寸(約21センチ)、横5寸(約15センチ)のもの。多く帳面に用いられた。
写真乾板で、小判と中判との間の大きさ。縦約13センチ、横約10センチ。
浮世絵版画の大きさの一。縦1尺1寸(約33センチ)、横7寸5分(約23センチ)のもの。

ごう‐はん〔ガフ‐〕【合判】

公文書に判を押すこと。連判すること。また、その判。加判

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精選版 日本国語大辞典 「合判」の意味・読み・例文・類語

ごう‐はんガフ‥【合判】

  1. 〘 名詞 〙 公文書に判を加えること。また、その判。加判、あるいは連判すること。〔吾妻鏡鎌倉)〕

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